ネコにこばん
     
今回から3回連続で、「ネコ」にまつわる言葉の訳について紹介します。今回は「ネコにこばん」。

 

「ネコにこばん」は、主にニャースペルシアンが使う技です。
効果は、「戦闘後、攻撃回数とレベルに応じた額のお金を拾える」というもの。

 

これは日本語に「猫に小判(価値の分からない人に貴重なものを与えても無駄)ということわざがあるからこそ成り立つもの。
そもそもニャースのデザインも、「ネコにこばん」という言葉を象徴したものになっています。
また、小判(大判)をかかえたネコの縁起物「招き猫」もありますね。これもニャースのデザインの元になっているものかもしれません。
とにかく、日本ではネコとお金はつながりやすいのでしょう。

 

しかし「猫に小判」という言葉も「招き猫」の文化もない英語圏では、これはどう訳されているのでしょうか。
それでは、英語を見てみましょう。

     

     

 

 

 

 

 

 

 

 

     

ネコにこばん = Pay Day

     

ペイデイ。「給料日」という意味です。
さすがにネコに絡めた言葉にはならなかったようですね。
でも、「給料日」という技を使うとお金を得られる、という筋はシンプルで良いのではないでしょうか。

 

というよりも、技以前に、
「ニャースに小判が付いてるのはことわざがあるから(もしくは招き猫というものがあるから)」ということ自体を外国の人は知らないのだから、なぜか知らないけどニャースには小判が付いていて、金目のものが好き、という設定を飲み込んでしまえば、「給料日」というわざを使うのも自然です。

 

だから「ネコにこばん」という技の名前に関してはそれほどこだわらなくていいんですね。
もう仕方ないものとして扱うしかないのでしょう。

 

ちなみに、「小判」だって日本独自のものですね。どう訳されているのでしょう?
ポケモンずかんのテキストには、クリスタルで唯一「こばん」という言葉が登場します。

 

まぶしく ひかるものが だいすき。
ひかるものを みつけたとき
なぜか ひたいのこばんも かがやく。

 

英語版では、

 

It loves things that sparkle.
When it sees a shiny object,
the gold coin on its head shines too.

 

gold coin (金貨)と訳されていました。

 

     

他にも「こばん」の付くものがありますね。
アイテム「おまもりこばん」です。

 

これは、Amulet Coin と訳されています。
amulet は「お守り、魔よけ」という意味です。
     

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